オリーブオイルで健康生活

「オリーブオイルは健康に良い」ってホント?

地中海沿岸の諸国で生まれたオリーブオイル。
日本では、80年代のイタメシブームを経て90年代頃から、

一般の過程にも広く浸透し始めましたよね。

 

しかも、「健康に良い」というから人気沸騰!
健康番組(たとえば、みのさんの番組とか…)でも

頻繁に取り上げられるようになったのです。
「イタリア料理やスペイン料理に挑戦してみたいから」

という動機よりも、健康のためにオリーブオイルを購入するという方も
少なくないようです。

 

ところで、オリーブオイルは
なぜ・どのように健康に良い効果をもたらすのでしょうか。

 

まず、一つの事実として、地中海沿岸地域では脂質をよくとるにも関わらず
心臓疾患(例えば、心筋梗塞など)の発生頻度が低いということが挙げられます。

このメカニズムとして、
オリーブオイルを摂取すると血中総コレステロールが低下することが

関係しているのではないかと言われています。

 

もっと具体的に言うと…

 

@身体の各所に必要な脂肪を運ぶ役目のある
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の酸化を防ぐことにより、

血管壁にコレステロールが沈着するのを防ぐ。

 

A身体の各所から余分な脂質を回収する役目のある
HDLコレステロール(善玉コレステロール)が増加する

身体に余分なコレステロールが貯まらない。

 

これらが、結果として動脈硬化を予防することになるのです。

オリーブオイルの成分を詳しくみてみよう

オリーブオイル,コレステロール

ここからは、ちょっと難しいお話になってしまうかもしれません。

 

まず、様々な油に含まれる脂肪酸の成分表をご覧ください。
脂肪酸とは、油に含まれている成分のこと。

同じ植物油でも、それぞれ様々な成分の傾向が見られますよね。

 

特に注目していただきたいのは、オレイン酸を多く含む油と、
リノール酸を多く含む油があることです。

 

オリーブオイルは、他の油に比べると圧倒的にオレイン酸が多く、
リノール酸が少ないですよね?

この点は、オリーブオイルの最大の特徴です。

 

次に、脂肪酸の中の成分をみてみましょう。
脂肪酸は大きく「飽和脂肪酸」「不飽和脂肪酸」の二つに分類されます。

 

・飽和脂肪酸
 分子内に炭素の二重結合を持たないもの。

 血液中のコレステロール値を高める働きを持っています。

 

・不飽和脂肪酸(一価不飽和脂肪酸と多価飽和脂肪酸)
 分子内に、炭素の二重結合があるもの。

 血液中のコレステロール値を低める働きがあるといわれています。

 

 

オリーブオイルをはじめ、植物油のほとんどは
不飽和脂肪酸が多いのが分かりますよね。

つまり、バターなどの動物性の油脂に比べて、
コレステロール値を下げる効果が顕著なのです。

 

ところが、この不飽和脂肪酸、さらに2種類に分類されています。
そのうち、多価不飽和脂肪酸(リノール酸やリノレン酸)は

過剰に摂取すると悪玉コレステロールばかりではなく、
善玉コレステロールまで下げてしまう!

これでは意味がありませんよね。

 

一方の一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸は、
悪玉コレステロールのみを下げるという理想的な性質を持っています。

 

このことからも、オリーブオイルとコレステロールの密接な関係が
お分かりいただけると思います。


オレイン酸の性質は?

オリーブオイル,コレステロール

オリーブオイルがコレステロールのバランス改善に絶大な効果を持っている
と言われる所以は、この「オレイン酸」

非常に安定性が高く、酸化しにくい性質を持っています。

 

このオレイン酸のスゴイところは、
血液中の善玉コレステロールには作用せずに、

悪玉コレステロールのみを除いてくれること!

 

要するに、相対的に、
体内の余分なコレステロールを回収する力がUPするということでしょうか。

 

この働きは、動脈硬化や心臓病、高血圧の改善にも効果的といわれています。


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