オリーブオイルで健康生活

オレイン酸の健康パワー!

「脂質(油)=健康に悪い」と思っていませんか?
実際、脂質の摂り過ぎは、血中のコレステロールを過剰に増やして

動脈硬化を進行させてしまいますし、
カロリー過多が肥満の原因になったりします。

 

しかし、だからといって、脂質を悪者と決めつけるのはナンセンス!
脂質の摂取をゼロにすると、健康の維持ができません。

 

なぜなら、脂質は体にとって不可欠の栄養素だから。
質のよい油を選び、適量をとるよう心がければ、

むしろ健康を増進させる効果があるんです。

 

そこで気を付けていただきたいのが、油選び。
一般に使われているフラワー油や大豆油などの植物油は、

脂肪酸の一種である「リノール酸」の含有量が多く、
とり過ぎるとコレステロールのバランスを崩してしまいます。

 

コレステロールには、体内各所に必要な脂質を運ぶ「LDLコレステロール」と、
体内各所で不要になった脂質を回収する「HDLコレステロール」がありますが、

このバランスが崩れると血液中のコレステロールが増えて
血液がドロドロになってしまうのです。

 

その点、オリーブオイルは、リノール酸の割合が少ないのが魅力!
70%以上を「オレイン酸」という脂肪酸が占め、

これはLDLコレステロールを減らしてHDLコレステロールを増加させ、
血液をサラサラにしてくれる効果があると言われています。

 

血液がキレイだと血管の若さも保たれるため、
動脈硬化を予防することも可能なのです。

オリーブオイルと血圧の関係は?

オリーブオイルとコレステロールの関係が分かったところで…
今度は、血圧とオリーブオイルの関係について見ていきましょう。

 

これに関しては、イタリア・ナポリにあるフェデリコ第二大学が
2000年3月に発表した興味深い研究結果があります。

この研究の概要は、

 

「動物由来の飽和脂肪酸ではなく植物由来の不飽和脂肪酸を含む食事で、
抗高血圧薬の使用量が減らせるか」

 

…を検討するというもの。
脂肪酸とは油に含まれる成分のことで、

炭素の結合の仕方によって「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分かれます。
オリーブオイルに代表されるような植物油は、

後者の割合が多いことが知られています。

 

この実験の具体的な内容は次の通りです。

 

●抗高血圧薬を服用している23名の患者に、
 オリーブオイルorひまわり油を含む食事を6ヶ月続けてもらった

 オリーブオイル:エクストラバージンオイルを使用

 

●6ヵ月後に他の油の食事を同じく6ヶ月続けた

 

この結果、同じ不飽和脂肪酸を含む油でも、
オリーブオイルの食事期間中の方がひまわり油のそれよりも

抗高血圧薬の使用量が少なくなったのだとか!

 

オリーブオイルの食事開始時は、
全ての患者が抗高血圧薬を服用していたものの、

オリーブオイル食を続けるうちに
8名の患者が薬物治療の必要がなくなったというのです。

 

これはつまり、オリーブオイルには
高血圧を改善する作用があるということを示唆しているわけですよね!?

オリーブオイルはなぜ血圧を下げるのか

でも、一体、オリーブオイルに含まれるどんな成分が効いて
高血圧を改善することができたのでしょうか。

 

その理由としては、オリーブオイル中のポリフェノールが、
血管を拡張する作用のある「一酸化窒素」の濃度を増加させた可能性がある

と結論づけられています。

 

これまで、オリーブオイルがコレステロールのバランスを整えるという話は
広く知られていましたが、血圧にも良い作用があるかもしれないという話は

ほとんど語られてこなかったようですので、
この研究結果は各国の医師らからも注目を集めたようです。

 

ただし、オリーブオイルでも、
ポリフェノールの濃度は製法や保存方法で異なってきます。

そのため、全てのオリーブオイルで血圧改善効果を得られるとは限りません。

 

日本ではまだまだ知らない方が多いのですが、
オリーブオイルには純度の高いエクストラバージンオイルと、

精製した油をブレンドしたピュアオイルがあります。

 

エクストラバージンオリーブオイルは、
いわば搾りたてのオリーブジュースのようなもの。

ポリフェノールを多量に含んでいることが分かっています。

 

血圧が高めでお悩みの方は、ぜひ、普段の生活の中に
エクストラバージンオリーブオイルを摂り入れてみることをオススメします!

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