オリーブオイルで健康生活

地中海の文化に根付くオイル

オリーブオイルといえば、イタリアやスペイン、
南フランスの料理になくてはならないオイル。

オリーブオイルは、地中海沿岸地域の歴史や文化とともに
伝えられてきた、長い歴史のあるオイルなんです。

 

この地方では、
「オリーブの木は神 から授かったもの」として、

古来から「平和の象徴」として大切にされてきたのだといいます。

 

そもそも、オリーブオイルは人類が最初に作った油。
意外と知られていませんが、偉大な油なのです。

 

このような背景からか、国連の旗にもオリーブの枝が!
一度、じっくり見てみてください。

 

…オリーブオイルは由緒ある植物油ですが、
日本人の食生活にはまだまだ馴染みが薄いですよね。

日本では、ひまわ り、大豆、とうもろこし、
ゴマなどの油を使っている家庭が多いと思います。

 

何が良くて何が悪いということはありませんが、数ある油脂と比較して、
オリーブオイ ルには抜きん出ている特徴がいくつもあります。

中でも、近年注目を集めているのが、
成人病を予防するという効果があるという点。

 

実際、オリーブオイルを常食している地中海沿岸では、
日本で多く見られるような血管系の病気が少ないんです。

 

ここでは、健康面の特徴を含め、
オリーブオイルの優れた特徴をご紹介していきます。

オリーブオイルの特徴@ ヒトの身体に優しい油

よく言われることですが、オリーブオイルというのは、
いわばオリーブの実を搾った100%ジュースのようなものです。

 

植物油の多くは、種子に化学的な加工処理をして油分を抽出しますが、
オリーブオイルの場合は圧力をかけてつぶすだけで採取することができます。

この極めてシンプルな製法は、
何千年前と基本的には変わっていないのだそうです。

 

そのため、オリーブ本来のナチュラルな風味が十分に残っているのです。
風味がフレッシュという点は、オリーブオイルならではの特徴でしょう。

 

さて、気になるオリーブオイルの成分ですが、
不飽和脂肪酸がほとんどを占めます。

一般的に、飽和脂肪酸が多い油脂は、
牛脂、バターなどのような動物由来の油で、常温では固体。

不飽和脂肪酸が多い植物油は液体です。

 

オリーブオイルは植物油ですから、後者のような特徴を持っているのです。

 

ただし、成分の上で他の植物油とは異なる特徴があるのも事実。
オリーブオイルを構成している脂肪酸の構成比を見ていくと、

次のような割合になっていることが分かります。

 

・飽和脂肪酸13.1%
・一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)75%

・多価不飽 和脂肪酸11.2%
 ⇒このうち、リノール酸が10.4%、リノレン酸が0.8

 

同じ不飽和脂肪酸でも、オレイン酸が圧倒的に多いという点が、
オリーブオイルの最大の特徴。

これは、母乳の脂肪酸構成と非常に近いと言われています。

 

そのため、地中海地方では、古くから
オリーブオイルを離乳食に使っ ているのだとか。

 

オレイン酸は、血液中の善玉コレステロールを増やしてくれる作用がありますので、
あらゆる成人病の元凶である動脈硬化を予防することも可能です。

 

まさに、老若男女の健康に絶大なパワーを発揮してくれる油というわけです。

 

※注意
ただし、1gあたり9キロカロリーあります。

どんなに身体に良いとは言っても、油であることには変わりありませんので、
摂り過ぎにはご注意ください。

オリーブオイルの特徴A 加熱の影響を受けにくい

外食で油っぽいものを食べた後、
気分が悪くなったり肌荒れしたりしたことはありませんか?

 

それは、酸化した油を使っていたから。
油は、加熱による化学的変化を起こしやすいんです。

 

その点、オリーブオイルは加熱による影響を受けにくいという特徴があります。
酸化現象も起きにくいので、

酸化した油で体調を崩すということが起こりにくいのです。

 

ただし、さすがに煙が出るほどまでに加熱したり、
何度も同じ油を使いまわしたりするのはNG!

 

基本的に高温・多湿に弱いので、保管方法にも注意が必要です。
くれぐれも、コンロの近くに置きっぱなしにしないように!

戸棚の中など、薄暗くて涼しい場所に置いてください。

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